ご挨拶
当院は昭和21年の開院以来、小規模ながら時代の要請ニーズに応え地域社会に貢献して参りました。
当院があります南区は名古屋市の中で最も高齢者人口の多い地域です。
地域包括ケアシステムが推進する「時々入院、ほぼ在宅」を実現化するべく128床すべてを地域包括ケア病棟としました。
地域の皆様が安心・安全に住み慣れた場所で過ごし続けられるよう院内外の多職種と協働し患者さんに寄り添った看護を提供できることを心がけています。
看護部の理念は「顔施言施」を掲げ、患者さんだけでなく働く者同士が優しい笑顔と思いやりのある言葉掛けが出来る明るい職場作りを目指しています。
加えて、教育にも力を入れ様々な資格取得への支援も行っております。
働く仲間の「ワーク・ライフ・バランス」を理解し、働き続けられる環境を作っていきます。
看護理念と目標
看護部理念
【顔施言施】
顔施言施の精神に基づいて、笑顔と思いやりの看護を提供します。
委員会活動
看護部では以下の委員会活動を中心に看護業務を支援しています。
・教育委員会、看護記録・手順委員会、DST委員会、摂食嚥下支援チーム委員会 等
各部門の活動
外来
外来は、外来診療・手術室・中央材料滅菌室・内視鏡センターの4部門を担当しております。
外来診療では、診察時や検査などに不安が無いよう患者さんに寄り添い丁寧な対応を致します。
また特にこ高齢者の多い当院では、令和５年４月から物忘れ外来が開始。多くのご予約をいただいております。
手術室・中央材料滅菌室では、経験豊富なベテラン看護師が安全に手術が行えるようさらなる技術の習得・資材管理に余念がありません。
内視鏡センターでは、胃カメラ・大腸カメラ・胃ろう交換・胃ろう造設などを実施しており安心・安全に検査が受けられるように分かりやすい説明、検査前後の看護をしっかり行います。
訪問看護・退院支援調整室
退院後の療養生活が送れるように各部署と連携を図りながら、在宅支援を行っています。
3、4、5階病棟：128床（地域包括ケア病棟）
地域包括ケア病棟は「ポストアキュート」「サブアキュート」「その他の受け入れ」「住宅・生活復帰支援」の4つの機能を有しています。
患者さんとご家族の気持ちに寄り添いながら、住み慣れた地域で安心して自宅、施設へ戻られるよう、多職種連携を密に医療・看護・介護・リハビリなど専門的視点で質の高いケアを提供している病棟です。
専任の在宅支援担当者や専従のリハビリ担当者の配置
看護補助者によるレクリエーションの実施
充実したカンファレンスの実施
嚥下、糖尿、排泄、認知症などの有資格者による活動
■病棟概要
| 定床数 | 3階病棟：43床 4階病棟：43床 5階病棟：42床 |
| 看護方式 | 固定チームナーシング |
笠寺病院教育指針
教育目標
看護理念・看護部目標を踏まえ、専門職業人として看護実践能力の向上に自ら取り組み豊かな感性と想像力を養う。
教育理念
専門職としての向上心を持ち、相手の立場に立って看護実践できる看護師を育てる。
組織の目標達成に必要な人材を育てる。
■管理コース（師長・主任・その他）
管理監督者として、組織目標達成に優れた能力が発揮できる。
■中堅コース
専門職業人としてキャリア開発に取り組み、組織目標達成に貢献できる。
■新人コース
社会人としての規則を身に着け職場対応できる。
基本的な看護技術を習得し、安全な看護が実践できる。
チームメンバーの役割が果たせる。
