呼吸器系の病気

息切れ

COPD(慢性閉塞性肺疾患)について・・・

1 健康診断でCOPDといわれた方、疑われた方

2 タバコを吸う方で

タバコを吸う方
  • Ⅰ)坂道、階段で息切れあり
  • Ⅱ)咳が止まらない
  • Ⅲ)風邪をひきやすい、風邪が治りにくい

などの症状をお持ちの方はCOPDが疑われます。

1、2に該当の方は、胸部CTでの検査がとても有用です。

LAA

当院ではCT画像を元に

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

の診断基準の一つである

肺気腫の画像所見:

LAA(Low Attenuation Area:低吸収領域)

を専用ソフトウェアで測定できます。

注意:測定結果は検査当日の条件での結果となり、検査日や他施設の撮影条件・解析方法によって結果が若干異なることもあります。他施設の結果と異なる場合はご遠慮なく担当医にご相談下さい。

※1 COPDは肺の末梢に慢性的炎症が起こり、これが肺胞の破壊が優位になったもの(気腫病変優位型)と気道炎症が優位になったもの(気道病変優位)と両者に進展するもの。症状として、労作時の呼吸困難が特徴で、咳・痰・喘鳴などを伴います。

※2 肺気腫は肺の終末細気管支より末梢の呼吸細気管支と肺胞における異常な拡張と呼吸細気管支壁・肺胞壁の破壊を示すもの。また拡張と破壊、炎症が原因で吸気は速やかに行えるものの、呼気において気道閉塞をきたすもの。病因は明らかにされていないが、加齢に伴う肺組織の破壊進行、喫煙・大気汚染などによる気道の炎症の関与が強く示唆されている。男性に圧倒的に多く、その大部分は中年期を過ぎ50歳頃より発症してくる。

外来診療担当医表詳細については、呼吸器内科医:足立までお尋ねください。
外来日:火曜午前と木曜午前

正常
正常

軽度
軽度

中等度
中等度

重度 重度

通常の胸部レントゲン写真
通常の胸部レントゲン写真

肺気腫は通常のレントゲン写真では評価が一般的に難しいとされています。当院では、その肺気腫をLAA測定ソフトを用いて胸部CT画像の上・中・下肺野の計3部位について肺気腫病変の程度を5段階に分類し、視覚的評価を行っています。

0点 肺気腫病変なし
2点 全肺野の25%未満
4点 全肺野の25%~49%
6点 全肺野の50%~74%
8点 全肺野の75%以上
各肺野の点数を合計(満点24点)

0点 正常
1~7点 軽度
8~15点 中等度
16~24点 重度